<『花月記』番外の2>
踊る阿呆
――五色会句集『遊星』より――
門前の桜の下に別れたる 草木の証し仙人掌花つけぬ 雨空や黒き花弁のチューリップ 芍薬の艶然として咲きゐたり 昼顔や漁師は網を繕へり ![]()
気がつけば踊る阿呆になつてゐし ![]()
(阿舟、2002.6.10)
【編集子注】
作者「阿舟」は本名西川章。西川修の三男。上の5句は五色会句集「遊星」(2001年5月5日刊)から花に関連するものを抽出した。巻末の阿舟自己紹介によれば「俳歴十年。1965年TBS入社、制作、編成、事業等を経て、現在緑山スタジオ勤務。趣味はゴルフ、ホールインワン1回」(表紙へ戻る)