<『花月記』番外>
紅をさした石山寺 ―― 巻之弐 ――
石山寺は紫式部が「源氏物語」を書いたところと伝えられる。
式部は何故か、暗い金網の奥に寂しくすわっていた。式部の居所は写真中央の釣鐘形の窓の奥。 貴顕たちがお月見をしたという「月見亭」は
高い崖の上に張り出して夕陽があたっていた。
そういえば、この日(11月24日)の前後が満月ではなかったか。
いわゆる「中秋の名月」は、今年は9月28日だったが。みごとに生い茂った裏山の豊富な木々 紅葉と桜が同時に咲いている珍しい光景。
桜は「四季桜」といい、白または淡紅色の小さい花で、
10月頃から4月まで少しずつ咲くらしい。(西川 渉、2004.12.4)
(巻之壱へ戻る) (表紙へ戻る) ![]()